Bob Books
ボブ・ブックス
このシリーズは、もともとは40年ほど前から手作り教材として知られてきたアメリカ人の子どもたちが本を読む基礎を身につけるための線画で描かれた絵本のシリーズです。
1冊の本を通して、たとえば1ページ目はMat.、2ページ目はMat sat.、3ページ目はSam.、4ページ目はSam sat.、5ページ目はMat sat. Sam sat.、6ページ目はMat sat on Sam.というように1ページずつ徐々にレベルが上がっていき、順番にやっていくとだんだん長い文が読めるようにつくられています。
絵も文もシンプルなので、フォニックスで一通り単語が読めると、文を読むという次のリーディング学習ステージへ楽しくスムーズに橋渡しをしてくれるシリーズです。
フォニックスで基本的なアルファベットの読みを覚えたばかりくらいの子どもたちが使いはじめるのによいシリーズだと言えます。
SET 1
- [YL]
- :0.1
- [語数]
- :33語-69語
このSet 1 のBeginning Readersシリーズ(合計12タイトル)では、限られたアルファベットの音を繰り返し使いながら、さまざまな単語が登場し、音と文字を結びつけます。
例えば、Set 1 Book 1 Matでは、サイトワード(子どもための本に繰り返し現れる非常に基本的な言葉)を除いて、4つのアルファベット(s, a, m, t)しか登場しません。この4つのアルファベットをスタート地点として、Book 2以降では少しずつアルファベットが追加されていきます。シンプルな文章からはフォニックスの知識だけでなく、読書に必須なサイトワードもたっぷり吸収できるでしょう。
SET 2
- [YL]
- :0.1-0.2
- [語数]
- :54語-88語
Bob Books Set 2 Advancing Beginnersシリーズ(合計12タイトル)は、Set1に続き、基礎的なリーディングスキルを身につけます。少し長いストーリーの中で、3文字の単語と一貫した母音を使用することで、音と文字を一体化させるための自信が生まれます。繰り返し登場する音とサイトワード、そして3文字の単語で構成される少し長いストーリーにチャレンジしてみましょう。
サンプルを見るSET 3
- [YL]
- :0.1-0.3
- [語数]
- :69語-105語
Bob Books Set 3 Word Family シリーズ (合計8タイトル)では、読書を次のステップに進めるための工夫が組み込まれています。子音の組み合わせ、エンディング(子音の組み合わせが単語の最後にくる)、そして新しいサイトワードの登場は、リーディングスキルを向上させ、より複雑なストーリーを理解することができるようになります。
サンプルを見るSET 4
- [YL]
- :0.2-0.3
- [語数]
- :51語-227語
Bob Books Set 4 Complex Wordシリーズ(合計8タイトル)では、Set 3に続き、新しい音の組み合わせ、そしてより多くのサイトワード、より長く複雑な単語が登場します。また、同じ音が繰り返し登場するため、文章にリズムが生まれ、声に出して読むのが楽しくなるでしょう。
サンプルを見るSET 5
- [YL]
- :0.2-0.4
- [語数]
- :173語-404語
Bob Books Set 5 Long Vowelsシリーズ(合計8タイトル)は、長母音とサイレントe*を紹介します。Set 5に登場するストーリーは16-24ページの長さになっており、これまでのSetより長い物語に挑戦することで、さらに語彙を増やし、読書スキルを高めることができます。
*サイレントeのルール: (1)単語の終わりのeは読まない、(2)その直前の母音はアルファベットと同じ音になる、というもの。
Sight Words First Grade
- [YL]
- :0.1
- [語数]
- :57語--88語
サイトワードとは、子どもための本に繰り返し現れる非常に基本的な言葉です。サイトワードがすぐにわかることは、本をスムーズに読むために不可欠です。線画で構成された、シンプルかつ面白い物語を特徴としています。最初の段階で高い頻度で登場する単語を学ぶことができます。
サンプルを見るSight Words Kindergarten
- [YL]
- :0.1
- [語数]
- :51語-76語
このセットでは最も一般的な30のサイトワードを学ぶことができます。たくさんの繰り返しと文脈を手がかりにして、サイトワードを簡単に覚えることができます。
サンプルを見るAlphabet
- [YL]
- :0.1
- [語数]
- :36語-54語
このセットは、12ページずつの本12冊で、アルファベットを覚えるのに使います。セット1を読む準備がまだ整っていない場合にはこちらからどうぞ。
サンプルを見るレベルごとのタイトルとそのYL、語数の詳細はこちらから
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