The Kings New Clothes（王様の新しい服）のようなお話の後には、世界のいろいろな国の民族衣装の説明と写真、The Three Bears（3匹のクマ）の話のあとには、クマの冬眠などの生態について、のように物語で終わるのではなく、興味が広がる工夫がされています。

たとえばThe North Wind and the Sun (北風と太陽)のようなよく知られたお話のあとのページにナショナル・ジオグラフィックらしい「Facts About Tempreture」のような学習ページが続き、お話から関連した知識を広げることができます。

インドネシアの民話、Mouse Deer in the Rainforest　 (熱帯雨林のネズミ鹿)というお話のあとの「Facts About Rainforest Aminamls」には、Komodo DragonやStick Insect、Pygmy Tarsierなどの名前を聞いたこともないような珍しい動物や昆虫が美しい写真で紹介されています。

Book3から一気にレベルが上がったと感じるかもしれません。話の内容は、古代エジプトの童話Rhodopis（ロードピス）のような珍しいお話から、Hurum’s Hobby（フルームの趣味）のように、化石を発掘する実在の人物について書かれたノンフィクションまで、興味深いものがそろっています

The Cave People of Karawari（カラワリの洞窟の民）というパプアニューギニアのジャングルの洞窟に住む人々について書かれたノンフィクションのように知的好奇心をくすぐるような内容も出てきます。

語数が増えてきているので1冊の読み応えがあります。How Quetzalcoatl Brought Chocolate（ケツァルコアトルとチョコレート）のような人々にチョコレートをもたらした神の神話伝説から、Advertising Techniques: Do You Buy It?（人々を惹きつける広告のテクニック）のように、大人でも興味を持ちそうな内容まであります。ただし、Advertisers know that kids are more likely to buy something advertised by a famous person they like?のような小学生には難解だと思えるような文まで混じってきます。