TGG Halloween Special 見学レポート
8月18日木曜日、千代田区立千代田図書館で宮下いづみ先生を講師に迎え「ヒーローってだれのこと?」と題した英語のイベントが行われました。雨の中、集まった小学校3~5年生の子どもたちと宮下いづみ先生、Neil 先生とともににぎやかに始まりました。
10:30スタートで12:00まで、フォニックスから始まって、たくさん本を読んで記録して盛りだくさんの内容で、あっという間に1時間30分が過ぎてしまいました。
まず、部屋の中に入った子どもたちがシールに名前を英語で書くところからスタート。先生は英語で子どもたちに話しかけます。
さあ、イベントのスタートです。イベントで使う1枚のプリントには、Part 1からPart 5まであります。
プロジェクターにうつったワークブックなどを使って、レッスンはすべて英語です。わからなさそうな場合には、宮下先生が子どもの隣に行って日本語で説明します。
子どもたちは盛りだくさんのメニューをどんどんこなしていきます。
ここではその一部を説明しましょう。(使用した教材はすべて出版社の許可を得たものです)
個人差がありますが、単語を使った受け答えができる体験者様が多いです。たとえ英単語がわからずとも参加でき、(英語絵本の世界を)楽しく知ることができるのがここの読み聞かせの良いところです。
―― 従来の読み聞かせとは何が違いますか?
「インタラクティブ英語絵本読み聞かせ」は、ただ絵本を読むだけではありません。従来の読み聞かせで読み手が行うの、は読み手から聞き手に対する一方行のパブリックスピーキングのようなものだと思います。「インタラクティブ英語絵本読み聞かせ」は、ストーリーを「読む」のではなく、「語りかける」ようにしています。そして聞き手である子とどもたちの反応を引き出すのです。ジェスチャーや声色の抑揚、そしてクイズを取り入れています。プロジェクターで絵本を投影しているので、役に入りこんだり、ジェスチャーをつかって語りかけられることが好きです。
―― インタラクティブな英語絵本の読み聞かせで子どもたちのどのような素地、能力が養われますか?
「インタラクティブ英語絵本読み聞かせ」では、赤ちゃんが言語を自然に習得するように、子どもたちは英語吸収します。赤ちゃんは絵本を読むことはできませんが、親やそのまわりの人たちのジェスチャーを見聞きしています。そして、その真似をし始めます。彼らのする真似というのはとてもうまいのです。子どもたちは最初はABCも読めませんが、ジェスチャーを通して「こう読めばいいんだ」と学ぶことができます。読み手は子どもにとっての鏡のようなものです。彼らはじっと読み手のことを見ていて、読み手のやることをそのまま真似して返してくれるのです。子どもというのは感情豊かないきもので、たとえ「Hi」という言葉を知らなくても、目を見つめれば「Hi」と返してくれます。
子どもたちを教えていて面白いのは、とてもダンスがうまいことです。それがヒップホップやブレイクダンスであってもです。技術もとても高い。子どもたちはとても才能に恵まれています。
―― 子どもたちは恥ずかしがりますか、それともたのしく体験していますか?
恥ずかしがる子もいますがたのしんでいます。 ダンスは英語学習とコミュニケーションの助けになります。 TGGは何種ものプログラムを用意していますが、「ダンス:スリラー」は英語学習をほかの要素と組み合わせて、英語を自然に学習するためのプログラムのひとつです。 それは文脈の中で英語を学ぶということです。私も、ダンスの友達をつくることで日本語を学びました。仲良くなり、彼らは具体的なシチュエーションをベースに私に日本語を教えてくれたのです。
―― ダンスは国際的に友だちをつくるコミュニケーションのひとつですね。子どもたちは、たとえ「ハロー」、「グットアフタヌーン」しか言えなくても、Carrington先生とコミュニケーションをとることができますね。
たとえ英語が話せなくても、ダンスで自分を表現でき、またほかの誰かについて知ることができます。コミュニケーションをとり、世界中の人々と繋がるための大きな方法のひとつですね。
カードのレベルには初級、中級、上級という種類があり、個人差がありますので、個人の習熟度に合わせて使用する教材を変えます。スペシャルイベントの日に、選ぶ子どもが多いのは、中級、上級、初級の順番です。
―― 子どもたちがつまづくのはどういったところでしょうか?
子どもたちはカードに何が書かれているのかはわかっています。しかし、「何かお探しですか?」「何をお買い求めですか?」「いくつお求めですか?」と英語で聞かれたときに、「カップ」という単語が言えても、どんなカップか、という説明を加える等、より詳しい文章を作成する過程で難しさを感じる生徒が多いようです。私たちはジェスチャーを交えて子どもたちをサポートしています。
―― これから海外旅行や留学など世界に羽ばたいていくこどもたちにひとことおねがいできますか。
英語は、実際に練習を重ねていくことでできるようになるもの。TGGに来て、たくさん英語を話してみてね!
10:30スタートで12:00まで、フォニックスから始まって、たくさん本を読んで記録して盛りだくさんの内容で、あっという間に1時間30分が過ぎてしまいました。
まず、部屋の中に入った子どもたちがシールに名前を英語で書くところからスタート。先生は英語で子どもたちに話しかけます。
さあ、イベントのスタートです。イベントで使う1枚のプリントには、Part 1からPart 5まであります。
プロジェクターにうつったワークブックなどを使って、レッスンはすべて英語です。わからなさそうな場合には、宮下先生が子どもの隣に行って日本語で説明します。
子どもたちは盛りだくさんのメニューをどんどんこなしていきます。
ここではその一部を説明しましょう。(使用した教材はすべて出版社の許可を得たものです)
Contents
1.クイズやジャスチャーで英語絵本がたのしめる
「インタラクティブ英語絵本読み聞かせ」
「インタラクティブ英語絵本読み聞かせ」
インタラクティブ英語絵本読み聞かせでは、外国人スタッフが英語の絵本をプロジェクターに映し出し、役になりきってクイズを出したりしながらの読み聞かせをしてくれました。外国人スタッフが身振り手振りをふんだんにつかって読み聞かせをしてくれるので、このプログラムに参加していた小学生の子どもたちも、たのしく物語に入りこんでいました。タイトルは、「eステKids」のライブラリから、Building Blocks Library「Monkey Halloween」が使用されていました。
Marine先生による読み聞かせの様子
・子どもたちにジェスチャーで語りかける
読み聞かせプログラムを担当するMarine先生にインタビューをしました
―― (子どもたちはみんな楽しんでいるようですが)「インタラクティブ英語絵本読み聞かせ」にくる子どもたちの英語力はどれ程でしょうか?個人差がありますが、単語を使った受け答えができる体験者様が多いです。たとえ英単語がわからずとも参加でき、(英語絵本の世界を)楽しく知ることができるのがここの読み聞かせの良いところです。
―― 従来の読み聞かせとは何が違いますか?
「インタラクティブ英語絵本読み聞かせ」は、ただ絵本を読むだけではありません。従来の読み聞かせで読み手が行うの、は読み手から聞き手に対する一方行のパブリックスピーキングのようなものだと思います。「インタラクティブ英語絵本読み聞かせ」は、ストーリーを「読む」のではなく、「語りかける」ようにしています。そして聞き手である子とどもたちの反応を引き出すのです。ジェスチャーや声色の抑揚、そしてクイズを取り入れています。プロジェクターで絵本を投影しているので、役に入りこんだり、ジェスチャーをつかって語りかけられることが好きです。
―― インタラクティブな英語絵本の読み聞かせで子どもたちのどのような素地、能力が養われますか?
「インタラクティブ英語絵本読み聞かせ」では、赤ちゃんが言語を自然に習得するように、子どもたちは英語吸収します。赤ちゃんは絵本を読むことはできませんが、親やそのまわりの人たちのジェスチャーを見聞きしています。そして、その真似をし始めます。彼らのする真似というのはとてもうまいのです。子どもたちは最初はABCも読めませんが、ジェスチャーを通して「こう読めばいいんだ」と学ぶことができます。読み手は子どもにとっての鏡のようなものです。彼らはじっと読み手のことを見ていて、読み手のやることをそのまま真似して返してくれるのです。子どもというのは感情豊かないきもので、たとえ「Hi」という言葉を知らなくても、目を見つめれば「Hi」と返してくれます。
2.世界の人たちと繋がる方法を学べる「ダンス:スリラー」
外国人スタッフが、オオカミ、クモ、コウモリなどのモンスターになりきった振り付けのダンスを教えてくれます。音楽に合わせてそれぞれの振り付けを繋げていくと、マイケルジャクソンのスリラーが踊れるようになります。
・ダンスは世界中に友だちをつくる方法のひとつ
ダンスプログラムを担当するCarrington先生にインタビューをしました
―― 小学校や中学校でダンスが教科に含まれるようになっていますが、子どもたちはうまく踊れていますか?子どもたちを教えていて面白いのは、とてもダンスがうまいことです。それがヒップホップやブレイクダンスであってもです。技術もとても高い。子どもたちはとても才能に恵まれています。
―― 子どもたちは恥ずかしがりますか、それともたのしく体験していますか?
恥ずかしがる子もいますがたのしんでいます。 ダンスは英語学習とコミュニケーションの助けになります。 TGGは何種ものプログラムを用意していますが、「ダンス:スリラー」は英語学習をほかの要素と組み合わせて、英語を自然に学習するためのプログラムのひとつです。 それは文脈の中で英語を学ぶということです。私も、ダンスの友達をつくることで日本語を学びました。仲良くなり、彼らは具体的なシチュエーションをベースに私に日本語を教えてくれたのです。
―― ダンスは国際的に友だちをつくるコミュニケーションのひとつですね。子どもたちは、たとえ「ハロー」、「グットアフタヌーン」しか言えなくても、Carrington先生とコミュニケーションをとることができますね。
たとえ英語が話せなくても、ダンスで自分を表現でき、またほかの誰かについて知ることができます。コミュニケーションをとり、世界中の人々と繋がるための大きな方法のひとつですね。
3.自分の欲しいものを英語で頼んでみよう「TGGタウン-スーベニアショップ」
旅行に行った気分で、スーベニアショップでお土産を選ぶ疑似体験プログラムです。子どもたちはお土産が描かれたカードから、誰へ、どんなお土産を買いたいか考えてショップの店員さんに扮した外国人スタッフに相談することになります。
・英語は、実際に練習を重ねていくことで話せるようになるもの
スーベニアショッププログラムを担当するNoor先生にインタビューをしました
―― お土産(が描かれたカード)はどのレベルが人気ですか?カードのレベルには初級、中級、上級という種類があり、個人差がありますので、個人の習熟度に合わせて使用する教材を変えます。スペシャルイベントの日に、選ぶ子どもが多いのは、中級、上級、初級の順番です。
―― 子どもたちがつまづくのはどういったところでしょうか?
子どもたちはカードに何が書かれているのかはわかっています。しかし、「何かお探しですか?」「何をお買い求めですか?」「いくつお求めですか?」と英語で聞かれたときに、「カップ」という単語が言えても、どんなカップか、という説明を加える等、より詳しい文章を作成する過程で難しさを感じる生徒が多いようです。私たちはジェスチャーを交えて子どもたちをサポートしています。
―― これから海外旅行や留学など世界に羽ばたいていくこどもたちにひとことおねがいできますか。
英語は、実際に練習を重ねていくことでできるようになるもの。TGGに来て、たくさん英語を話してみてね!
おわりに 「TGG Halloween Special」は子どもたちが英語を使いたくなる仕掛けでいっぱい
「TGG Halloween Special」は、さまざまな角度から、子どもたちが思わず英語を話したり、使ってしまいたくなるようなアプローチがされているイベントでした。
記者自身も、子どもがいれば、まだできるだけ幼いうちに、TGGへ足繁く通って子どもに英語を使う機会をあげたいと思うほど、充実していました。
今回紹介したプログラムのほかにも「iRobotのRootでプログラミング体験!」など、英語を体験するための贅沢なプログラムが紹介しきれないほど実施されていました。 これからも、11月28日(日)、12月19日(日)にはTGG Christmas Specialの開催が予定されています。
ぜひ、お子さんのいる方はTGGのイベントに参加して、子どもたちに英語に親しむ体験をすすめてみてはいかがでしょうか。
記者自身も、子どもがいれば、まだできるだけ幼いうちに、TGGへ足繁く通って子どもに英語を使う機会をあげたいと思うほど、充実していました。
今回紹介したプログラムのほかにも「iRobotのRootでプログラミング体験!」など、英語を体験するための贅沢なプログラムが紹介しきれないほど実施されていました。 これからも、11月28日(日)、12月19日(日)にはTGG Christmas Specialの開催が予定されています。
ぜひ、お子さんのいる方はTGGのイベントに参加して、子どもたちに英語に親しむ体験をすすめてみてはいかがでしょうか。